儲かる会社は集客力が凄い

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目次)
会社の利益はウェブマスター次第
ウェブマスターは最低でも2名配置
優秀なウェブマスターはこうして確保

 

会社の利益はウェブマスター次第
会社の利益を確保するには、常に新規の見込み客を集めるよう努めなければなりません。既存の顧客は一定数減り続けるという事実を、誰も覆すことができないからです。そして今の時代、インターネットを介する秀でた集客のスキルがなければ、業界内に於ける優位なポジションの独占が難しくなります。

そこで必要とするのがウェブマスターです。


例えばウェブ制作会社に所属するウェブマスターの場合、インターネットマーケティング全般のプロデュースを行っています。また、
ウェブプロデューサーやウェブディレクターを始め、各セクションの担当者を統括して掌る立場です。

但し、ウェブ制作会社ではなく一般の事業会社が自社内にウェブマスターを置きウェブマーケティングを実践していく場合のことを考えてみたいと思います。

仮に専任担当者が1名だとすれば、ウェブマスターがウェブデザイを兼ねた自社サイトの構築からライティングを始めとする全ての業務をこなす必要に迫られます。

WEBサイトは担当を任せたウェブマスターにそのスキルが備わっていれば自力で制作できますが、そうでなければ外注業者にサイト制作を依頼するしかありません。その代わり、WEBサイト制作・運営やライティング等の業務を外注に出せれば、ウェブマスターは「SEO」の実践と「リスティング広告」を打つなどのSEM運営に専念できます。


問題を解決しようと、インターネットを使い検索をかける人は沢山います。SEO(Search Engine Optimization)とは、自社サイトがこのような人達の目に触れやすくなるよう、検索順位を上げるためにサイトを最適化することです。

最近ではGoogleアルゴリズムの変化によって、SEOを外注業者に依頼するのではなく自社内で内製化する方向へと舵取りする企業が増えてきました。この傾向は、外注費用を削減することに繋がります。

SEOに関しても自社のペースで実践できるため、結果を出すのに少々時間がかかるとはいえ企業にとってはメリットのほうが断然多いはずです。またSEM(Search Engine Marketing)では、サイトを最適化するSEOと、GoogleアドワーズやYahoo!スポンサードサーチなどの「検索エンジン広告」を利用して見込み客を自社サイトに誘導する方法の2タイプを、バランスよく採用しながら進めていきます。


SEOとSEMの違いについては、次のサイトが詳しく説明してくれます。

SEOとSEMの違いは何か?図解にすると簡単にわかる

FREE WEB HOPE
2019.05.24

SEOとSEMの違いは何か?図解にすると簡単にわかる

 

ウェブマスターは最低でも2名配置
4、5年程度ウェブマスターとしての経験を積めば、ウェブマーケティングのスキルは確実に向上しています。そして、彼等にウェブマスターの適正が備わっていれば、会社の売上げや利益を倍程度にするのは朝飯前というくらいの能力を発揮するようになります。

こうした状況では、独立して実力を試してみたいという考えをウェブマスターが抱くのは自然なことです。何といっても、最初のクライアントを成功させれば、芋蔓式に他業種企業の紹介が取れる可能性を秘めているからです。

また、スタートアップ時の苦しい時期をやり過ごせば、会社員時代の何倍もの収入を手にすることができます。

もし、独立のため退職したいと辞表を携えウェブマスターが申し出てきたなら、会社は一時的に困ることになります。ですからウェブマスターは当初から2名を配置できるのが理想です。勿論、お二人が同時に独立を願い出る可能性も否定はできませんが。

そのための対策は、何か考えておかれたほうがよいでしょう。急遽、他の社員を充てればいいという職種ではないわけなので。

 

優秀なウェブマスターはこうして確保
ウェブマスターの独立について話を続けます。ひとつアイデアをご提供してみます。

ウェブマスターが、マーケティングのコンサルティング会社を立ち上げるため独立したいと言い張って引かないこともあるはずです。そのようなケースでは、次の提案をしてみてください。

立ち上げたいというWEBコンサルティング会社の、第一号のクライアントになってあげればいいのです。今後、コンサルタント対クライアントとしておつき合いをしていくということです。

最初のクライアントが決まっているのであれば、提案を拒否されることも考えられます。しかし、独立してから最初のお客様を獲得するのは一筋縄ではいきません。どのようなビジネスでもゼロからイチにするのが一番大変なんです。なのでクライアント対コンサルタントとして、お互いよい関係を築ける可能性は高いと思います。これこそWIN-WINの関係と言えるのではないでしょうか。

 

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