ビジネス再生のアイデア

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あと50年、120歳まで今の仕事を続けます
加齢は当たり前のことでしょうか
未来永劫に続く企業を生むブレインダンプ


あと50年、120歳まで今の仕事を続けます

この10年来、私は誕生パーティーというものをしていません。理由はあります。年を取りたくないからです。

『老化は人として自然な出来事だから、それを楽しんだら・・・・・・』と主張される方達の気持ちも分かります。でも、私としては280ヤードのドライバー飛距離をできる限り長く維持していたいのです。

いつまでと言えば、『100歳まで』です。また仕事についてですが、あと50年は現役でいたいですね。今現在71歳ですので、その頃には120歳オーバーとなります。


今ちょっと、「にやっ」としませんでしたか。

『相当危ない人だ、中本さんは・・・・・・』

あなたがこうした懸念にとらわれたとしても、私が苛立つことはありません。何故なら、自分でもそう思っているからです。(笑)


病に対しての抵抗力を弱めたくないから、ということもあります。

たとえば癌です。癌に罹る確率は加齢が増すほど高まります。大病院に入院すれば、普通は抗がん剤の使用や、放射線の照射をされてしまうでしょう。もちろん本人の了解を取らずして、こうなることはないですが。

全てのケースではないでしょうが、治療中の痛みは強烈だそうです。癌とはそのまま共存できます。いつかは命が尽きるとしても、放っておけば痛みは感じず、穏やかな顔つきを保ったままあちらの世界へと行くことができるのですから。何でわざわざ高額なお金を出してまで、痛い思いをしなければならないのでしょうか。

 

加齢は当たり前のことでしょうか
ここで、あなたにお聞きします。あなたがご自身の年齢を自覚するのはどのようなときですか。神社・仏閣の長い階段を登って息を切らせたときでしょうか。それとも、あなたや奥様、そして子供さんの誕生日ですか。

ご自身の誕生パーティーがごく細やかなものであっても、誕生会を開くことで自分が1歳年を取ったとあなたは確実に自覚しますが、この思いは必要ですか。もちろん、子供さんの誕生パーティーを、高校生あたりまでやってあげるのに反対するつもりはありません。

なぜ私たちは、たかだか60歳や70歳で老け込まなければならないのでしょうか。それは、自分が目にする様々な媒体の影響で、人が年を取ることが当たり前だと思い込んでしまうからです。

テレビや新聞等、メディアからの生命保険のCM・広告を目にするたびに、誰でも年を取りいつかは死んでしまうのだという概念が頭に沁み込んでしまうのです。時計を見るたび、時が進むことを意識してしまうのです。

ですから私は腕時計をしていません。毎日のようにお客様や会社の社員、銀行員と顔を合わせるあなたの場合、そうはいかないかもしれませんが・・・・・・


私達の人生は、私たち自身が創造しています。どのように設計・創造しようが誰からも咎められることはありません。ですから、たとえ人間の寿命は120歳が
限界とされていても、涼しい顔をして150歳を目標に生きてみたらどうですか。

 

未来永劫に続く企業を生むブレインダンプ
『企業50年説』、もしくは『企業30年説』と巷に流布されている説があります。この言葉を覆すには相当な幸運や努力が必要かもしれません。しかし、絶対に不可能だと断定はできないでしょう。

いまのところ、人には寿命の限界がありますが、事業体なら継いでくれる人材さえ続々と現れれば永久に存続できる可能性を秘めています。


あなたは既にご存じかもしれませんが、「ブレインダンプ」と呼ばれるものがあります。

ブレインダンプとは、頭の中にある考えを全てアウトプットして、今後の行動指針をより明確にすることを助けるノウハウです。

あなたご自身に秘められた可能性を導き出すため、「ブレインダンプ」を実践してみてください。知っていると実践しているとでは、雲泥の差があります。


最初、大きな紙を用意します。B-4用紙で4~6枚分位の本当に大きな用紙がいいですね。頭の中にある思いを、その紙に全て書いていきます。

思いついたこと全てをランダムに書いていきます。連想的に色々なことが浮かんできますので、それを一つも漏らさず全て出し切ります。脳の重さが1グラムになってしまったと思えるほど、頭の中にあることを徹底的に吐き出してください。

初めて取り組む場合であれば、2時間以上かかってもおかしくありません。テーマ毎に分けて書き出してもOKです。


●例えばゴルフ

1年以内に達成したいこと。
5年後に達成したいこと。
クラブ毎の上達目標。
クラブは今のものをそのまま使い続けるのか。
スイングフォームについて。

維持する体重は。
左右の手の握力は。
一般視力と動体視力について。
視野に問題はないか。
筋肉の柔軟性は。
筋肉量に不足がないか。
関節可動域は。

球筋を変える必要は。
アプローチでバックスピンは使うのか。
スイングテクニックは増やさなくていいのか。
車の運転方法がゴルフに影響を与えていないか。
起床・就寝の時間が体調維持に影響していないか。

練習方法。
練習時間。
練習密度。
練習を誰とするのか、もしくは一人で練習する。
体調管理は。
ゴルフのメンターは必要ないか。

他にもまだ思いつくはずです。


●ほしい物や実現したいこと

どのエリアに住むのか。
どのような家が理想なのか。
子供は何人。
今の家族関係のこと。
ビジネスを将来どの程度の規模とするのか。
乗り回したい車。
子供の通う学校は。
海外も含めて旅行は年に○回。
ゴルフシュミレーターを家に設置。


●今しなければならないこと

部屋の整理。
不用品の始末。
電話で人に頼まなければならないこと。
車を洗車。
車のオイル交換。
車のタイヤ交換。
銀行通帳の記帳。
会社の赤字解消。
社員教育の導入。
事業の業態転換。
新しいプロジェクトを早急に稼動。


テーマを細かく設定すれば、

他にいくらでも出てくるはずです。


脳に入っている考えがカラカラになるまで全部出し尽くしたら、15分か20分間休みます。

休憩が済んだら書き出した紙をチェックして、他の紙やノートに『欲しい物のリスト』を作ります。そして、手にしたい物順に並び変えていきます。

ビデオカメラを買えない人に、1千万円もする高級車が買えるということはありません。ですから、手にできる可能性のある順番に書き出します。手にしたい状況でも同じようにします。

出来上がった各リストは部屋の壁に張り付けたり、コピーをいつも持ち歩いて1日に何回も眺めるようにします。そして、達成できたことは線を引いて消していきます。


ブレインダンプは少なくとも年に3回程度は実践して、常にアップデートしていきたいですね。

 

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