目次]
過去生は現実だったのか
先祖のお話
時化の海水をたっぷり浴びました
過去生は現実だったのか
今はもう見ることはなくなりましたが、私には若い頃から見続けた夢があります。
ギリシャ神殿風の大きな石造りの建物内にプールか温泉のような水が溜まっている場所に自分がいます。建物に天井はなく空が仰げます。私は水に浸かったり泳いだりしているわけではないようで、自分が何をしているのかハッキリとは分かりません。ただそこに立ちすくんでいるだけです。ストーリー性は全くありません。
こうした夢から、私はギリシャ生まれの前世を持つ人だったのではと長らく考えていました。しかし、下にリンクをつけた「オーラソーマ診断」のサイトに於いて選んだ4本の瓶のうちの1本が、エジプトに縁があるかもしれないという診断結果を導き出したです。
ですから夢に出てきた石造りの大きな建物は、エジプトに建っていたものである可能性に思いが至ったのです。
なかなか興味深いサイトです。
http://aurasoma.voice-inc.co.jp/aurasoma/reading.html
先祖のお話
家系図があるわけではありません。でも、我家の先祖は平家筋ではないかとずっと考えてきました。
小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海・播磨灘に浮かぶ島です。私には乗船の経験はありませんが、この小豆島の大部から大部日生フェリーに乗れば、船は進路を北にとって進み1時間前後で岡山県の日生港に到着します。
岡山県備前市日生町(ひなせちょう)は昔から漁業と海運業で栄えた港町ですが、実は祖父と祖母、そして父親がこの地日生の出身なのです。血の繋がった祖父の姓は事情があって私たちと違いますが、日生には幼い頃親戚を訪ねた両親とともに一度行ったきりです。
源氏と戦って平家が滅亡した壇ノ浦の戦い以前に、瀬戸内海に於ける源氏対平家の海戦があります。 そして今、日生では毎年2月に源平放水合戦が行われます。60年続く伝統行事です。
岡山県 備前市 | 全国観光情報サイト 全国観るなび(日本観光振興協会)
源平放水合戦(備前市消防団日生方面隊放水演習)
https://www.nihon-kankou.or.jp/okayama/332119/detail/33211ba2212053889
時化の海水をたっぷり浴びました
もう中年になった頃です。4年ほどトラックの運転手をしていて、一度だけでしたが名古屋から山口県の壇ノ浦まで荷物を届けたことがありました。
壇ノ浦に到着した日は天候が随分荒れていました。台風を彷彿とさせる低気圧による強風が吹きすさぶ中、海岸沿いの道路を走行中にとても届くはずがないと思える海の波をトラックはざぶざぶと浴びたのです。波のしぶきを浴びるなんてものではありません。フロントガラスを往復するワイパーが千切れるかと思えるほど、波の衝撃は強烈でした。
荷物の届け先までの途中、立ち寄った店の温暖な地に長く暮らしてきた年配男性がこう言いました。
『これほど天候が荒れたのは生まれて初めてじゃ・・・・・・』
壇ノ浦に沈んだ盟友達が、挨拶に来てくれた気がしました。