高い波動の維持が願望成就のカギ
延暦23年(804年)8月10日のことでした。弘法大師空海を乗せた遣唐船は、福州長渓県の赤岸鎮に着きました。
この遣唐船には、平安時代に「三筆」と讃えられた書に優れる人物の一人であった橘逸勢(たちばなのはやなり)も、遣唐大使の藤原葛野麻呂とともに乗船していました。因みに、「三筆」の残るお二人は空海と嵯峨天皇です。
実は赤岸鎮に着く寸前まで、空海たちの乗る船は漂流していたのです。造船技術の未熟さゆえに、三、四割が海の藻屑と消える過酷な航海の先行きを思い、遣唐船乗船者の大方が難破の恐怖に怯えていたのです。
そんな中、空海一人だけが超然としていました。なぜなら、空海は唐に渡るための航海を単なる過程としか捉えておらず、途中で船が難破するなど露とも考えていなかったのです。書の大天才、当代きっての人物と囃された正にインテリそのものの橘逸勢をもってしても、空海は人を値踏みする際の逸勢の物差しが全く役立たない桁外れの人間に思えたのです。
【以上、参照は「空海入門」ひろ さちや著(祥伝社)より】
空海の波動が尋常でなく高かったのは想像に難くありません。そして、高い波動の持ち主はその波動に見合った良いことや楽しいことにしか遭遇しないのです。ですから海がどれほどシケたとしても、船が難破するなどの波動の低い最悪の状況は空海に起こりえるわけがないのです。
次のサイトには、精神レベルについて分かり易い記事が載っています。精神レベルは波動に通じます。メンタルブロックを外して、自由な思考を持ち夢を実現させていく精神レベルを上げていくと理想にどんどん近づいていくそうです。
人のサインから波動が放たれるのは事実のようです。
「シャンティ・フーラの時事ブログ」より
波動について…科学が測定できるのは五感の世界のほんの一部
(記事:人のサインで音質が変わる)
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=111682
満腹でごろ寝している高僧はイメージできません
高い波動の維持にはカロリー過多は大敵です。
修行僧はもちろんですが、高僧中の高僧である空海や最澄が食べたいものを腹一杯食べて大欠伸している姿に出くわしたとしたら、きっと誰もが幻滅するはずです。
毎食一汁一菜とはいきません。ただ、カロリー減のため私は一日の食事を昼と夜の二食にしています。この食事スタイルにしてから、ほぼ7年くらいにはなると思います。
夕飯の前には軽いツマミとともにビールやウィスキーをいただきます。そうすると食べるご飯の量が少なくて済むからです。今のところこのペースは終生変えないつもりでいますが、果してどうなるでしょうか。
体重計に乗ったとき表示が何とか「軽肥満」で済んでいるのは、こうした工夫のお陰かなと思っています。ですが、酒飲みの単なる言い訳でしかないかもしれません。(笑)